昨年4月に第2の人生をスタートさせてから初めての正月を迎えました。
公務員の定年が65歳まで延長されようかというこの時代に56歳で早期退職したバカ者に、さぞ驚かれた方もいらっしゃったでしょうし心配してくださった方もあったと思います。
その決断が正しかったのかどうかは正直私自身にもわかりません。ただ、働き方改革が声高に叫ばれワークライフバランスと言われる昨今、自分自身の中でそれを実現しようとすると、早期退職以外に方法がなかったのだと思います。
ワークライフバランスというとあたかも仕事と生活のバランスをとることのように聞こえますが、必ずしもそういうことではないと思います。抽象的ですが、生きがいをもって生きること、自分が自分らしく主体的に生きること、それがワークライフバランスだと私は考えます。―― 仕事が生きがいのヤツはどうなるんだ、というツッコミはここではしないように。
今は新しい職を見つけ、なんだか前より生き生きと働いているような気がします。働くのが嫌で辞めたのではなく、自分を失ってまで働くのが嫌だった、改めてそう感じています。
自分にできること、自分だからできること、自分にしかできないこと(←あんまりないかな)、いつもそんなことを頭に思い描きながら、今年も自分らしく生きていきたいと思います。
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